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キリ番イラストげーっと！♪
ですが、子どものころから大好きだった、モノホンの丘けい子先生のイラストとなるとまた、感無量です。
メアリー・リードとアン・ボニー、実在した女海賊たち。
この二人の物語を、何と二回も漫画化してらっしゃる丘先生に感動…いかにも70年代少女マンガらしい、目の大きい可愛い絵柄ながら、丘先生の作品は、コスチューム・ロマンス(紅バラの伝説、カリブの女海賊など)、スパイ・アクション(「挑戦！」)、熱血女医物語などと非常に幅が広くスケールの大きい話が多いのが印象的で、忘れられない魅力的な漫画家さんでした。主人公が大人率・外国率高いんですよね。一方コメディを描いてもまた妙にノリがよく、女性上位の国で起きる男性クーデター(しかも女王と男側リーダーは密かに相思相愛！)というナンセンス・ラブコメ「女王陛下のラブラブ大作戦」など、今読み返しても楽しくなっちゃう。
うーん、なんで書籍で手に入らないんだろこの素晴らしい作品群が…と言いつつも、公式サイトで読み返せる、なんという幸せ！なかでも帆船ファンを看板(笑)のひとつにあげる今の私には、小学校の頃既に丘先生のマンガで「実在の女海賊アン・ボニー＆メアリー・リードの物語を読んで知ってた」というのが一種のステータスと思っておりました(笑)⇒だもんで、キリ番イラストは女海賊たちに♪
タイトル覚えていなくて、てっきり「カリブの女海賊」と思ってたのだけど公式サイトを知ってやっとわかりました(馬鹿)。
より長編なほうが「メアリー恋唄」、そして短い(そして古い？)のが「ジャマイカの紅ばら」。
どうやら私が週刊マーガレット掲載時に読んだのは「ジャマイカ…」の方みたい。短編のほうでも十二分に心に響く素晴らしい出来ですが、公式サイトで両方読めてますます満足。
この絵は金髪メアリーで「メアリー恋唄」タイプですね。「ジャマイカ…」ではメアリーが黒髪、アンが金髪になっていました。キャラ造形は全く同じといっていいくらいですけど…帆船ファンなら公式サイトへ行って読み比べましょう♪
とにかく、宝の山のようなサイトなのです(*^^*)
先生、本当に本当にありがとうございました！m(__)m(2008.08.15)