帆船好きのためのシリーズというと、とりあえず代表作はコレでしょう。光栄の「大航海時代」シリーズを語らずにおくわけにはいきません！

一作目、「大航海時代」は、ファミコン版で買いました。思いおこせばウン年前、義兄の家でやらせてもらった「桃太郎伝説(FC)」に、瞬時にハマリ、帰宅するなりゲーム機を買いに走ってクリアした(「桃伝」は借りて帰った！)次に、初めて自分で買ったゲームです。同時に、「コロンブス」も買いました。うんうん、帆船マニアの魂…。

「大航海時代」の時代設定は1502年、ポルトガルの少年レオン・フェレロ(16才)が、小型船一隻と僅かな資金を元手に、交易商人になって家名再興をめざすというもの。お金が溜まれば大型船に買い替えて新大陸や東洋に向かい、利鞘の大きい香料や金を商う、あるいは船を戦艦仕様にして、私掠行為で荒稼ぎ。その他、人助けや宝探しなどの様々なイベントをこなしつつ名声を高めて行くという寸法です。この、名声ポイントを上げて行くことでゲームを進めるというシステムは「２」以降も同じです。普段、家計簿もつけない私が、港ごとの物価データをいちいち記録してまで、商売に励んだものでした(爆)。

ゲームに対してまだまだ純情可憐な頃でしたし、何日もプレイを重ねてゲームが進み、初めて遠洋航海に出たときは、死ぬほどワクワクドキドキしたものでした。夜中に希望峰までたどりついてセーブして寝たのに、興奮のあまり、ほんの４時間程で目が覚めてしまって、我慢できずにまた航海を続けつつ夜明けを迎えたものでした。あの時の興奮は今も忘れられません。

もっとも、ゲームが進むと、今度は雇える航海士たちのルックスのランク付けをしたり、現在と変わらん状態になってましたが。ちなみに一位は断然「ミゲル君」です☆最初に雇えるのは「マルコ」君ですが。
『２』に出てくるフェレロ家の執事「マルコ」は、やっぱり『１』に出てきたこの「マルコ」かなと思うのですが、ミゲルを雇っててくれたらよかったのに〜と、ひそかにコダワル私でありました。まぁ、マルコは最初からリスボンにいるし、たいていのプレイヤーがお世話になるんでしょうけどねぇ？