ゲームのなかではろくに語られることのない、キャラクター設定ですが、「ロイヤルブラッドハンドブック」(シブサワ・コウ編／光栄)の記述と、ゲーム中の実際の能力値から、目立ったキャラクターを拾い上げて書いています。(少なくとも、私のプレイしたFC版では、ろくにないのです。他の版だと多少事情は違ったようですが)
なお、書き手が、ディアス家リアラッハ様至上主義なため、ついつい、シナリオ４中心になってしまっている点はご容赦下さい(笑)
ちなみに、斜体字の部分は、私の妄想というか、私的なウラ設定です。限られた情報に、さらに深読み、拡大解釈を加えた末のものですので、そこんとこよろしく(^^；)
●ブランシェ家●
武力重視の家柄で、王国の北東部を本拠地とする名門。当主エランは五人兄弟の次男だが、４シナリオ通して登場するのはエラン、カル、ペンドラゴンの三人のみ。
エラン(当主)…次男だが、総合能力が最高なためか、当主の座についている。特に軍事力に秀でる。
カル…長男。軍事力が低めだが、政治力と魅力は結構優秀。エランの下で最後まで忠実に働く。温厚そうな笑顔がチャームポイント。仲の悪いエランとペンドラゴンの間をおさめるのに苦労し続けているに違いない。お兄ちゃんは大変である。
ペンドラゴン…三男。エランとは仲が悪い。軍事力はエラン以上(全キャラ中最高)、政治力もかなり高いのだが、アヴェール様以上かと思われる美貌(笑)とはうらはらに、魅力の値が極端に低い。性格が悪いのか、あるいは…？それを裏打ちするように、シナリオ４では何と、国王配下について登場する。
スウェイン…家臣(シナリオ１〜３のみ)。アイパッチがちょっとイカすおじさま。どことなくエランに似ている気がする…ブランシェ家先代の隠し子では。エラン達も、異母兄弟の複雑な間柄…と決めた。３人それぞれ(ほんとは他にもいるが…)個性違うし。きっとそうだ！
メルティナ…家臣(シナリオ４のみ)。父ジョスリン(もとコーラル家家臣)が興したトルディン家が、ジョスリン事故死により滅亡した後、ブランシェ家に身を寄せる(エランたちとは幼馴染だったしい。とはいえ年齢差がかなりあるが)。ちなみに弟のフュノーはテュードリア家に拾われて家臣になっている。
政治力と魅力がかなり高く(両方80台)、しとやかで控えめなメルティナはエランのお気に入り、らしい。が、本人が何を考えているかは不明(笑)
アルビオン…家臣(シナリオ４のみ)。エランの親友だが、なかなか招聘に応じずシナリオ4でようやく家臣となる。その割には能力値はぱっとしない(笑)…私の創作世界の中で、激しく「変な人」になっているのは、多分そのせい。メルティナ嬢をブランシェ家に連れてきたのもこの人。これは、公式設定の通りです。
. ●ライル家●
ブランシェ家とは名門同志だが、代々仲が悪い。内政重視の家柄らしい。
王国の北西部を本拠地とする。
レッドワルト(当主)…総合的に能力が高いが、特に政治力に秀でる。学者タイプだけど抜け目はなさそう。
ガラリア…レッドワルトの妹。勝ち気そうな美女で、能力値では軍事力と魅力が割に高い。ウルフスタンにフラれた過去があって微妙な間柄…という勝手なウラ設定あり。
ウルフスタン…レッドワルトの従兄。ハリソン・フォードばりの渋い男前。軍事力は非常に高く、エラン並み。
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(シナリオ４のみ)
王家の近衛隊長としてがんばってきたのが、シナリオ４でついに独立。
が、エランと国王領にはさまれた領地はわずか二国、宝石魔術師もおらず、台所は苦しい。
リアラッハ(当主)…能力的にはバランスよく高く、特に軍事力に秀でる。シナリオ１ですでに三十代という、オトナの魅力にイカれてしまいました(爆)…剣の紋章を使うあたり、家柄的には、ちょっぴり低めと見ました。
きっと、ここまでの地位にのぼるまでには、しっぷーどとーの少年時代とか青年時代とかあったであろうと夢見ています。
ライス…軍事力はペンドラゴンに次ぐツワモノだが、政治力と魅力がともにクラクラする程低い。余程の戦争バカらしい。顔も怖いが見かけよりは若い(笑)
メイルガン…上の二人にはゆずるが、軍事力はそこそこ高い。政治力はマシだが、やはりイマイチ。一回り年下のライスと仲良く一緒に、シナリオごとにライル家→王家→ディアス家へと移動している無節操さも笑える。ディアス家家臣の三馬鹿トリオ(笑)の中では常識家？
ライアス…いまはなきフェリアス家イリアスの息子で、ディアス家独立の影の立役者？だが、「魅力」(イコール外交・宣伝能力)がかろうじて使えるレベルな他は、能力が低い。きっと、いぢめられっこだ。
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王国の大司教であったティリアンが、野心にまかせてシナリオ２で独立。
王国の中央部あたりが本拠。
ティリアン(当主)…なかなかバランスのとれた能力値の持ち主。ほぼ同世代のリアラッハ(ティリアンのほうが２歳若い)に比べると老けてみえるのを気にしている(多分)が、子供たちの可愛いルックスからすると、若い頃はさぞかし美少年だったであろう。今も一応、渋い美中年だ。
サーディック…童顔だが、父ティリアンをしのぐ、なかなか有能な息子。しいて言えば政治力が一番高いが。
アニス…ティリアンの娘で、キュートな感じの美少女。政治力と魅力は高いが、軍事力はとてつもなく低い。従兄ガルフォートに惹かれている。
ガルフォード…ティリアンの甥。アニスの気持ちに戸惑っているらしい。ちょっと優柔不断そう(笑)
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●テュードリア家●
(シナリオ４のみ)
無名の一青年エアドリックのもと、王国の南端に本拠地を構えていたフェリアス家を倒して、覇権を目指す新勢力となる。
エアドリック(当主)…スカした笑顔の謎めいたハンサム。政治力と魅力の群を抜いた高さは、あのレッドワルトをも顔色なからしめ…そうだが、当主としてはやや軍事力が低め。
昔盗賊にさらわれて行方不明になっていた王子ではないかとの噂があったようだが、ゲーム中では結局、その出生が明かされずじまいで残念。(実は、どのキャラのＥＤも同じなのだった…うううう。)
エセルレッド(当主)…能力値はぱっとしない。が、最強の『王冠ドラゴン』を持つ上、最も攻めにくい地形の、難攻不落なロンディウム城にこもっているので、簡単には倒せない。昔は国王らしくちゃんとしてたらしいのだが、暴君と化して内乱の元となった。
ゲオルグ…宰相。ひときわ高い政治力が目立つ有能な家臣だが、無能な王を陰で操っているらしい。典型的悪役か。ただ、ゲーム中の顔グライマイチ気に入らないんだよね。なんか馬鹿そうに見えて…自分で描いてもあまりうまくいかないんだけど。
ケアウリン…王国の元外務卿(最後まで王家には忠実なので、元、といっても、別に裏切ったわけではありません)。魅力がとびきり、ついで政治力が高い優秀な家臣。何故かシナリオ４ではもう、死んでいなくなっていますが。チャームポイントは穏やかな笑顔とアゴの窪み☆
モードレッド…王の庶子その１。宝冠戦争終盤、王家を裏切ってライル家につく。魅力は低めだがそこそこ使えるヒト。それにしても庶子って…何時つくったのだろう？ご成婚前かな。年齢的にはエランやレッドワルト程度ですが。
エルフォルド…王の庶子その２。特にめだった特徴も無く、能力値は中の上というところ。最後まで父王に従った唯一の子供。
(王女アヴェールも父王を裏切って宝石魔術師たちを解放したわけですし…)
ヒューバート…王女アヴェールの幼なじみ。王女を解放してもらうためにも宝冠ロイヤルブラッドを取り戻さねばと、領主としてエセルレッドのもと忠勤に励む。
ジェフリー…王女アヴェールの友人。王女を救うためにはどんなことでも…と、エセルレッドに忠誠を誓う。
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