☆大航海時代IV☆

 パソゲーでしか出ていないので「3」はやらなかった。しかも妙に地味そうだったしぃ。
 「4」は、航海時などに反射神経が要るときいたから、プレステでも出たけどやっぱりなかなかやらなかった…が。
 結局、いろいろあってついに買いました。それもPC版の大航海時代4、PUK版。


 反射神経の点をさし引いてすら(操船の要領がわからない序盤は、何度もサメに食われてゲームオーバー。なさけなさすぎ…)、最初の二作&外伝にくらべると、かなり違和感のある部分があります。

  「4」ってすんごく経済闘争
 ひとさまのシマにムリやり食いこまないと、自動移動もできないのが特に辛くて、あっというまに「悪い噂」だの「買収」だのキタナい手使用が常習となり、気が付くと大概のヒトは悪徳商会になっている筈。

 それが面倒になれば今度は、気軽に武力で制圧しまくりだ。
 海のロマンって、一体どこだよ…

 また、そーゆーある種のリアリズムとはうらはらに、服装デザインは時代をかなり無視している。「1」や「2」の時代考証も適当な部分が多かったけど、ここまでブッ飛んではいなかった(グラフィックがうんと少なかったせいもあるが)。元提督のゲルハルトなんか、銀英伝にしか見えんゾ。こいつらどこの惑星の大航海時代なんだ…

 そしてあとひとつ。
 今何年なのか(もしくはゲーム内何年目なのか)は、是非明示してほしかった。
 何年もあれこれ奔走する必要がある長いシナリオ。ああついにクリアだぞと言う時点で、そもそも「何年」かかってクリアできたのか、きちんと分かる人は滅多とないだろう。
 …エンディングでの達成感が、なんとなく目減りするんだよねそれ…

 それでも…それでも、それでも。
 商売して海戦して、あれこれ探索して、おつかいこなして…(根っこの部分は、やっぱりいつもながらの『大航海時代』!)
 システムに慣れた頃には、結局けっこうハマってしまいました。
 探索方面はやっぱし辛い(反射神経的に)ので、あまり辺境には行かなかったけど。
 ま、とりあえずシリーズが好きな人なら、プレイしててソンはないです「大航海時代4」。
 …シリーズ中最もゲームとして完璧っていうか、システムやなにやのバランスが素晴らしいのは、やっぱり「2」だとは思うけどね(^^;)

 最後に、個人的お気に入りキャラは、フェルナンド〜(*^^*)

(2004.07.20)

→キャラ別ミニ感想文はこちら。


☆オマケ…フェアデータの謎。

プレイ前説明書を見て、まず気になったのは「フェアデータでクリアすると良いことがある!」って件。
だが、シリーズで最も反射神経を要求されるこのゲームで、マジにリセット無しクリアなんて、絶対!不可能だ。
少なくとも自分には。
腹立たしいことこの上もないではないか。

…んで、色々実験、してみる。…うぉっしゃあ!

HDDの他所に、セーブデータ(フェアデータ)をコピーして残しておけば、フェアにリロードし放題なのであった。やりぃ☆
ゲームフォルダ内にあるSaveData0.DK4〜SaveData7.DK4の八つの連番ファイルが、まんま八つのセーブファイル。
必要に応じてゲームフォルダ(\KOEI)内に上書きコピーし直せば、いくらでもフェアデータ復活!だ。
ほぼ無限に途中経過をとっておけるぞ。おお、パソゲーっていいな。見直したぞ…
…まあその…結果的には、たいした「良いこと」ではなかったのだが…ほんとに…(苦笑)

ちなみにその後、プレステ2(アンリミテッド・サガ)でも、
メモリーカード内のシステムデータを予備のメモリーカードにコピーしておくことで、
ダンジョン内の「中断」データ(一度ロードしたらそれっきり)を、
普通のセーブデータなみに何度でも蘇らせられるワザがあると知った(笑)

うーむ。…どうせみんな、なんとかかんとか対抗策考え出すんだから、
セーブ回りにへんな制限かけるのやめて欲しいと思うぞメーカーさんたち(^^;)。


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