帆船小説・タイトルリスト (その２)　(最終更新2014.7.23)

著者名(姓)の五十音順。「品さだめ」にはとりあげなかった、私的にはちょっとマイナー？な作品群。けっこう数はあるんだなあ。他にも、何か気が付いたら、ぼちぼち追加・修正はしていくつもりです。

ひと口メモを何も書いてないものは未読(＾＾;)…ツンドクだけど書いてあるもの、も少しありますが。
絶版・品切等で、書店に注文しても手に入らないと判明しているものは(入手困難)と追記。

ジョン・ウィリアムス (マーカム家の海の物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 若者は恐れずに歌った(上)

至誠堂
 アメリカ人の船乗り一族の面々が主役の大河小説。
独立戦争が舞台なので、当然、敵はイギリス。

2
 若者は恐れずに歌った(下)

3
 ジョニーよ帆をあげ舵につけ

4
 サムは軍艦に乗って行ってしまった(上)

5
 サムは軍艦に乗って行ってしまった(下)

6
 風よわが兄弟に急を告げよ

7
 かくてわれらが戦いは終わりぬ

リチャード・ウッドマン (ナサニエル・ドリンクウォーター・シリーズ)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 月下の海戦 二見書房

実は全十四巻の大河シリーズらしい。
割と地味な印象の話だったんだが…
(「水呑み」などという名前のせい？)

(入手困難)

2
 ノアの反乱

3
 紅海の決戦

4
 皇帝の密謀

ジョン・エバンズ (バートン将校物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 ポルトベロの聖母

至誠堂

　

2
 黒衣のエージェント

3
 アラモ僧院の密約

ビクター・サズレン (マナリング将校物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 ジェンキンズの耳

至誠堂
 物語の開幕が1739年とあって、主人公はヤンキーあがりの将校艦長。敵はスペイン艦とその背後であやつるフランス将校。重厚さはなくテンポの早いアクション主体。全四巻のふれこみでしたが後半二冊は未訳、永遠に(仮題)のままか…(涙)

2
 マニラ・ガレオン

3
 (仮題)提督の恐怖

4
 (仮題)モンスーン艦長

ヴィクトール・シュトラン (ギャラン艦長シリーズ)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 絶海の密艇

二見書房
 主人公はフランス艦の艦長。珍しい！そもそも著者(Victor Suthren)はカナダ人で戦争博物館の副館長。実は？ビクター・サズレンと同一人物(笑)。(入手困難)

2
 黒い略奪船

3
 炎の追撃艇

V.A.スチュアート (海の勇者ハザード・シリーズ)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 黒海の砲煙

光人社

十九世紀半ば、クリミア戦争を舞台にした物語。従って、蒸気機関つきの帆船小説。これもシリーズ訳し残りがあるらしい。

作者が女性というのも珍しいが、その割に主人公は恋愛には後ろ向けであった感あり(笑)

2
 黒海の嵐

3
 黒海の野望

4
 黒海の密使

5
 黒海の死闘

ジュリアン・ストックウィン (海の覇者トマス・キッド)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 風雲の出帆

早川書房

(ハヤカワ文庫 NV)
 強制徴募された海の素人が、二等水兵から提督へとのぼりつめるまでを描くそうで…先は長い…と思ったが結構頑張って昇進し続けてます。マッチョって程ではないがとりあえず大変前向き・元気な主人公。インテリで実は上流社会の出な対照的な親友がいるあたりは、オーブリー＆マチュリンを意識してか？(でも、巻を追うにつれて著者独自の味わいに変わってきました)

2
 蒼海に舵をとれ

3

快速カッター発進！

4

 愛国の旗を掲げろ

5

 新任海尉、出港せよ

6
 ナポレオン艦隊追撃

7
 新艦長、孤高の海路

8
 謎の私掠船を負え

9
 ノルマンディ沖の陰謀

クリストファー・ニコル (闘う男マガン・シリーズ)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 栄光の星条旗

光人社

アメリカの海軍一家マガン一族の物語。代々マッチョで頭もいいのだそうな。

独立戦争時から始まって、主人公は巻ごとに代がわり。最終巻では20世紀、もはや帆船小説ではないので最後までは読んでないです。

2
 大いなる野望

3
 還らざる英雄

4
 失われた楽園

5
 遥かなる真珠湾

C.N.パーキンソン (海軍将校リチャード・デランシー物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 罠にかけろ 至誠堂 ホーンブロワーの伝記を創作(！)したパーキンソン、「パーキンソンの法則」で知られるパーキンソンだが、その割に？けっこう地味な話であった…(笑)
いや、話は色んな趣向てんこもりでサービス満点の展開なのだが、主人公が妙に地味。とにかく運が悪くて悪くて…知性も度胸も努力もあるのに気の毒だ。

2
 海からきたスパイ

3
 火の船

4
 地中海の黒い雲

5
 南海の秘密基地

6
 インド洋の落日

ダン・パーキンソン (海の狐ドルトンの物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 フェイス号の巻

至誠堂
 　

2
 フェアリー号の巻

3
 フラッグの巻

ポーター・ヒル (艦長アダム・ホーン・シリーズ)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 ボンベイ・マリーン出帆せよ

早川書房

(ハヤカワ文庫 NV)

正規軍でなく、英国東インド会社の私設海軍『ボンベイ・マリーン』のお話。

(入手困難)

2
 フランス軍用金を奪え

3
 チャイナ・フライヤーを追え

アンソニー・フォレスト (ジャスティス艦長物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 ミッシング・スパイ (上)

至誠堂
 帆船小説というよりは？歴史スパイ小説的な味付けが個性。

2
 ミッシング・スパイ (下)

3
 パンドラ・シークレット (上)

4
 パンドラ・シークレット (下)

5
 バランス・オブ・デンジャー (上)

6
 バランス・オブ・デンジャー (下)

ダドリ・ポープ (ヨーク物語)
　 書名

出版社・双書名等
 備考 (ひと口メモ)

1
 カリブの盟約

至誠堂
 珍しく？主人公は海賊。
ただし、同胞の船は決して襲わず、自分たち新教徒に敵対するスペインの船だけを狙う『バッカニア』。元々は清教徒革命で英国を追われた公爵家の次男坊だ。
ポープは「ラミジ」の作者でもある。

2
 カリブの覇者

3
 黄金船団

4
 海に自由を

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