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終わりました。ついに。
今になって、連載にしたことを少し後悔してます。だって、間があいてるうちに、多くもないだろう読者さんが、その先をいろいろ考えてしまって、何を読んでも新鮮さがない、なんてのに陥っていたのではと思うと、ひじょーに怖くって。後半はもはやカット描く余裕も残ってなかった。やれやれ。
あと、最長不倒距離はいいのですが、これだけ量を書くと、さすがに自分の至らない部分が身にしみてきました。夢中で次々書いてきたけど、ちょっと一息ついて、自分(の力量)を見詰め直して来ようかという気分です。
一応、書きたい事柄も、ひと区切り来ましたしね。今回のお話は、リアラッハ様がシナリオ４までだらだらと王家に居残ってた理由の勝手な解釈、でもあるわけで。以前某氏に言われたように、やっぱり王様に向かない性格かもしんないですねえ、ウチのリアラッハ様。でも、考えてみたら、「うおー、めざせ王冠！力は正義なり！」な人って、そもそも私の好みじゃない気がする。――そうか、不可抗力なんだな(爆)。
あと、少年時代はこんなんだったろうかなー等の妄想とか、前にペンドラゴンがクサした剣の由来とかも出せたし(もう忘れられてるかも…)、色々カタチに書けてとっても嬉しかったですね。やっぱり幸せ。と同時に、いくつか、その後どうなったかを明らかにせずにほったらかしてるヒトやコトについては、結構確信犯だったりします。結局どうなったんかなあ、とか、曖昧なまま想像の余地を残して終わるのも、オシャレ(爆)かな〜なんて。はきちがえてます？――そのうち気が向いたらお話に膨らんで日の目を見るってことも可能性ゼロではありませんが、とにかく今回は、絶対、ここまで。最初からの予定なので。ごめんねユーニスちゃん。
さすがに長丁場でティリアンが煮詰まってた六章、このコが出てくるなり筆がまた進みだした――なんていう、とても有り難いお嬢さんでしたが…。そういえば――ティリアンでクリアしたことって、本当は無いのでした。スレテート家滅ぼしたことも無いんだけど。たいてい、国の北半分か南半分を押さえてから、外交コマンドでお誘いすると、ピンポンピンポン〜☆と一族ごと軍門に下ってくれるもんですから…(笑)素直でよろしい。
さて、ちょくちょく来てくださるお陰で、またまたBoatswain's Cotの一万カウントをゲットなさった、なおみ様。
完成までえらくお待たせしましたが、このお話は、とにかく貴方に捧げます。ふつつかなモノですが、どうかお納め下さいませ。とにかく、長いお話に、お付き合いを本当に有り難うございました！
By Boatswain
(2000年6月21日・記)
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