雄弁は銀・『なかがき』(仮設)



 初めて、一人称に挑戦してみました。
 といっても、あまり変わりばえしませんが。書きながら、違和感無くてサクサクで。
 むしろ固有名詞や代名詞(特にペンちゃん)に悩まない分、ラクかも。もともとが、一人称に近い三人称文体だったのねー(^^;)
 しかも、初めての一人称が、メイルガンなんてマイナーな奴なんだから、もう(笑)

 しかし、メイルガンライスのコンビについては、前々から私の頭の中では、ヘンな裏設定が色々あふれていたのでした。これまでは舞台の端っこに、ちらちらとしか登場させられませんでしたが、ようやく、おかしな二人をぱりばり書けて、嬉しいです。この章も単なるプロローグのつもりが、予想よりもぐっと伸びました。やれやれ…

 それにしてもこの章、見わたす限り、どこまでいってもメイルガンライス
 美男美女なぞ一人も出てきません。城壁の上に居るのはペンドラゴンの筈なんだけど、顔見えないし(笑)
 でもね、メイルガンってイイよー。気持ちよく無責任でさー☆(戦闘中は、さすがに趣味と実益かぶってる分一応マジメですが)…一般ウケはしないでしょうが。

 時代的には、シナリオ2から3へ移るあたりです。ただ、以前にも書いたように、シナリオとシナリオの間隔は、ゲーム設定通りの五年ではなく、三年程度で考えてます。だいたい、十五年もかけてるなよなー叛乱貴族たちも。ご了承ください。

 さて、王都に舞台を移しての次章は、来年(来世紀)になってからの上梓予定。実はまだまだこれから書くので、ちょっと間があきそうですが(^^;)
 オチも大体決まっていますし、いよいよ二章は、リアラッハ様出すんだから!放り出したりは、絶対しません。前作(「楽園」)みたく長くはなりませんし。(でも、登場キャラ増えるから、うーん?)

<おまけ:パクリな会話>

メイルガン「俺たち、二つの世紀にわたって活躍するんだな」
ライス「…………」

 …と、いうことで。
 読んでくださった優しい皆様、どうぞ、よいお年をお迎えくださいませ。
 21世紀になってから来てくださった優しいアナタも…今年もよろしくお願いします!m(__)m
 

(2000.12.30)

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